yujimiyakawaのblog

宮川裕司のブログです。

「仕事=楽しい」から「仕事=一筋縄ではいかなくて、それさえも面白い」に変わった話

今の会社に入ってもうすぐ2年。色々ありつつも基本的には「仕事=楽しい」という感じだったんだけど、最近は「仕事=一筋縄ではいかなくて、それさえも面白い」と感じるようになっている。

もちろん楽しい場面は多く、つまらないと感じたり不満に感じたりすることはほぼ無い。家でも仕事のことを考えて妻に指摘されることもあるくらい。

そういうわけで、仕事に対してポジティブな感情なのは以前も今も変わらないんだけど、最近は、毎日何かしら思い通りにいかないことも多く、1歩進んだと思ったら1歩後退していたり。でもそれさえも、一筋縄でいかないのがもはやデフォルトと捉え、どう進めるかを考える日々。

もはや起承転結に「転」があるくらい自然な感じ。イージーモードだとすぐにゲームクリアするけど面白く無い。なので、ハードモードは当然ながら面白い。(人生の諸先輩方からすればハードモードでもなんでもなくノーマルモードかもしれないが)

商流の川上から川下までを社内で一気通貫しているので、横の連携もそう簡単ではないし、事業部トップから現場のメンバーまでの縦のつながりも意思疎通が全ての階層でスムーズにいくのも簡単ではない。

普通に取り組むと多分イライラしまくって不平不満言うかもなんですが、不平不満を言っても意味ないし、「理不尽なことがあっても、それでも成果を出す」と脳内に刷り込んであるので、幸い不満に思うこともあまりない。多少語調が強くなったとしても脳内は結構冷静だったりする。自分を客観的に見る癖が付いている気がする。

話は戻るが、やはりそう簡単ではないからこそ取り組み甲斐がある。取り組む意味がある。社会的な意義がめちゃくちゃある事業なので、寸分の迷いもなく取り組める。

ミレニアル世代は「(仕事で)何をしたいか」よりも「誰と一緒に働きたいか」を重視する、なんて話も聞くが自分は圧倒的に「何をしたいか」の方が重要。寸分の迷いもなく仕事に取り組めるなんて有難い。

2018年の振り返り & 2019年の抱負

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

<2018年の振り返り>


仕事にのめり込み、1年があっという間だった。

自分のツイートを読み返してみて、いくつかハイライト。

”なんの迷いもなく仕事に打ち込めるこの環境最高。”

”チームメンバーも自分もストレッチかかりまくっているが、それだけやれることがあるのでやりきるのみ。”

”毎日が勝負感ある”

”理不尽でも不条理でも結果を出す”

あとは、うまく言葉にできないんだけど、意識が変わったというか、覚悟が変わったというか、本当の意味で自分ごと化したというか。マインド面も変わったと感じている。(何がそうさせたかは覚えていないのだけど・・・)

プライベートでは、1月に沖縄で結婚式、8月にベトナム新婚旅行。なんだかんだで、奥さんが家のことをしっかりやってくれているし、応援してくれているから仕事に打ち込めるし、すごくありがたい。

<2019年の抱負>


・とにかく成果を出す、そのために組織の力を高め続ける
・改めて、お客様に価値を提供できているのか、を真剣に考え続ける

キーワード
熱狂、なりふり構わず、攻めも守りも、アクセル全開(+アクセル全開のための体制作り)

アグリゲートには、良いメンバーが揃っていると思うし、これから素晴らしいメンバーが入ってくると思う。一人一人が本気を出すことでさらに高みを目指したい。

あとは、気合い全開で仕事にのぞめるよう、しっかり体力作り。無駄な贅肉を落とすためにも週3くらいでジム行ってトレーニングします!!!

2018年に読んだ本

2018年の振り返りとして、読んだ本の一部をまとめてみる。

 トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして

 

現場論: 「非凡な現場」をつくる論理と実践 

 

 ドラッカー名言集 仕事の哲学

 

 V字回復の経営―2年で会社を変えられますか

  

 情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!

 

マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド 

 

 稲盛和夫実学―経営と会計

 

When 完璧なタイミングを科学する

 

 

 ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

 

amazon 世界最先端、最高の戦略 

 

PEAK PERFORMANCE 最強の成長術

 

小売再生 ―リアル店舗はメディアになる

  

キングダム

 

毎日が勝負

ここ最近、「毎日が勝負」がキーワードになっている。

社内でストレッチオペレーション(ざっくり言うと、今のままでは簡単に達成できないストレッチな目標を定め、強いオペレーションで施策出し・施策実行をデイリーで回して目標達成する取り組み)をしていて、デイリーでMTGがある。

1日何もやっていなければ、当然ながら報告できる内容も無く、進捗していないことになる。現状維持は何もしていないとほぼイコール。そういうプレッシャーもあり、とにかく「毎日が勝負」ということ。

ただ、イレギュラーはつきもので、先週は施策が全然進まなかった。それはそれとして反省し、今年残り1週間、挽回できるところは挽回せねばというところ。1週間なら7日ある。7回施策を実行できる。1日2~3個実行できれば、粒度細かくとも20回。

強いオペレーション・体制を作るのは一朝一夕にはできるものではないと感じている。だからこそ、1日1日確実に進捗させねばと。

で、ストレッチオペレーションするには、戦略・オペレーション・人材マネジメントをセットで考えねばならず、最近少しずつ体感的にも理解度が上がってきている。逆に言うと、以前は分かっているようで浅い理解しかできていなかったということ。多分半年後に振り返って見ると、今の理解度もまだまだ浅かったと思うのかもしれない(笑)

というわけで、毎日が勝負です。

生産性を上げる

働く時間がもし制限されたら、その制限された時間の中でいかに生産するか。投下する時間が固定値になると、生産性を上げる方向に意識を向けないといけない。

今まではなんだかんだで「時間を投下する」という選択肢があったけど(今も最終手段的には全然取れるんだけど)、もしそれが制限されたらと考えると、生産性を上げないといけない。

 

 

上の「生産性」を再読しているけど、以前読んだときはなんとなく「まぁそうだよねー」くらいにしか感じられなかったけど、今再読していると腑に落ちるところが結構あって、とにかく生産性を上げられるようにしたい。

まぁ、やるべきことをやる、という当たり前のことのクリアした上で、という感じではあるけれど。

ちなみに意識がだいぶ変化した理由として、創業〜一部上場までやったとある方の話を聞き、創業初年度は深夜1時まで働いていたけど、それ以降は年々退社時間を早め、最終的には、一般に定時と言われるような時間帯に退社していたとのこと。それでも会社が圧倒的に成長していたということなので、投下時間を短くして成果が増えているわけで、まさしく生産性が高まっていたという感じ。

上記の本の中でも、イノベーションのための時間「Time for Innovation」という考えが出ていたけど、時間の制約を設けて、その中で生産性を高めて、空いた時間でさらに生産性を高めるための思考なりしてさらに生産性を高めて、みたいな好循環が出来たらいいなと思った。

 

【本】現場論

めちゃくちゃ有益だった本。即仕事で役立つし、かといって具体的なノウハウ本というよりは、考え方そのものを変えないといけないと思わされたし、体系的にまとまっているしで、とにかく読んでよかった本。Kindle本で読んだけど、社内の人にも読んでもらいと思い紙の本も注文した。

 

 

マニュアル(標準化された業務手順)やルール(あらかじめ決められた規範)に沿って、ルーチンを確実に繰り返す。とても地味なことだが、これができなければ価値創造は実現できない。

当たり前かもなんだけど、まずは決めたことを確実にできる状態にしていかないと、創造性の発揮とかそういう次元にいけない。

 

淡々と目の前の仕事をこなし、異常に対処することに追われ、いつの間にか「ゆでガエル」状態になってしまいかねない。日常に埋没し、現場に満足し、何も考えなくなってしまう。現場が抱える大きなリスクのひとつがここにある。

まさしく。容易に想像できる。

 

企業の現場は目的性をもって存在する。その目的とは戦略の「実行」であり、価値を創造することにほかならない。「夢を形にする」当事者こそが現場である。

『未来に「おいしい」をつなぐインフラの創造』というのを掲げていますが、それを形にするためには、現場が重要であり、それが重要であると感じてもらえるような現場作りをしたいと思った。

 

差別化の源泉としての現場力を実現しようと思えば、「保つ」に満足することなく、「よりよくする」「新しいものを生み出す」を新たなコア能力にするための経営的な取り組みが不可欠である。

まず、当たり前のことを当たり前にできてそれを保てる状態がStep1だとすると、Stepが「よりよくする」状態、Step3が「私いものを生み出す」状態。いきなりStep2、3にはいけないのでまずはStep1を確実に達成したい。

 

当たり前のことが当たり前にできるためには、まず「当たり前」とは何かを定義することが重要だ。これを「標準」と呼ぶ。「業務遂行主体」である現場は、「標準」が不可欠である。「標準」がなければ、そもそも当たり前とは何かが人によってばらついてしまい、安定した業務を遂行することができない。 

こんなの当たり前、と言ってしまうことがあるが、当たり前が当たり前にできるようなるためには当たり前を明確にしなければいけない。と気付かされた。言うのは簡単でやるのは難しいのは、目の前の環境を見ていると感じる部分もあるので、当たり前のことを確実にやれる状況を作りたい。

 

生産性の低い現場には「しか」がじつに多い。「私しかできない」「彼にしか任せられない」「これしかやらない」など、仕事が属人化し、放置されたままになっている。標準化がまったく進んでいないのだ。一方、生産性の高い現場では「でも」が多い。「誰でもできる」「新人でもこなせる」など、標準化が隔離され、誰にとっても「当たり前」になっている。中略 「しか」を減らし、「でも」を増やす努力によってこそ、「保つ」を遂行する現場の生産性、競争力は高まる。 

これ、本当にそう。気づいたら「○○しかできない」業務が本当に増える。本当に難易度が高い業務であれば別だが、そうでなければ「誰でもできる」業務に変えていかないといけない。

 

「よりよくする」とは、日々「改善」するということである。この改善能力こそ、現場力という組織能力の中核にほかならない。 

 まずは、当たり前のことを確実にできている状態になるのが先だが、日々改善が回っている状況に早くしていきたい。そうしたら、組織として良いサイクルができるはず。良いイメージがわくし、早くそういう組織にしていきたいと思う。

 

トヨタでは年間60万件を超える改善が現場で実施され、それによるコスト削減効果は毎年数百億円に上るといわれている。しかも、そうした取り組みが50年もの間、継続的に行われている。これこそがトヨタの現場の非凡さである

トヨタでさえそれだけ改善できるのであれば、自社もまだまだ改善余地が眠っているとしか思えない。やれることが本当にたくさんあるはず。

 

規律と自由には明確な「順番」があることを忘れてはならない。規律の遵守こそが何よりも優先されるべきである。規律も担保できな現場に、自由や裁量権はありえない。規律という土台があってこその自由である。 

 

当たり前のことが当たり前にできる現場を回復する。そのためには規律を徹底させ、厳しい管理を敷かざるを得ない

 

当たり前のことが当たり前にできない現場に、自由や裁量権はありえない。

 自由度上げて創造性を発揮できる環境を作るためにも、まずは規律を守れる環境を作っていきたい。

「平凡以下の現場」に成り下がってしまった現場に対する処方箋はひとつしかない。それはとにかく「平凡な現場」を取り戻すことだ

これ。

「これまでやってきて、やれなかったことはひとつもない。みんなで知恵を出せば、なんだってできる」デンソーの現場は、こうしたナレッジワーカーたちによって支えられている。

そういうマインドで溢れた組織にしたい。本当に。

 

マニュアルの基本は、読む人によって判断軸がぶれるような作り方をしないこと。100人いたら100人が同じ作業をできるようにするのが、血の通う仕組みを根付かせるためにも重要なのです。

こういうマニュアルを今まで作れていなかったし、マニュアルをそこまでガチガチにやるデメリットもあるのではないかと思ったりもしたが、まずは規律を作るというのを優先してやらなければいけないと認識させられた。

 

現場に「標準」は欠かせない。「標準なき現場」は「法律なき社会」と同じだ。共通の拠り所がなければ、無秩序と混乱を招く。

比喩的なキーワードとしてメモ。

 

標準化された業務手順、ルール、ガイドラインなどが整備され、それを全員が理解し、徹底させることが「よりよくする」を実現するための第一歩だ。

早くこういう現場にしていきたい。

 

現場のリーダーや本部のスタッフが「やらない理由」「やれない理由」に目を向け、阻害要因を取り除く努力が不可欠である。

 これがないと改善もなかなかできないだろうと思うので、ちゃんと現場にいる時間を増やして、阻害要因をスピーディに潰していきたい。

 

「経営において最も合理的なことは、人間の情緒性に火をつけることだよ」

キーワードとして書き留めておきたかったので。 

 

全体として、めちゃくちゃ参考になって、すぐにでも現場で実践していきたい。この本に限らずだけど、仕事で課題意識を持っていると、学びたいことが山のように出てきて、本(や色んなところ)から学ぶことが本当に楽しい。学生時代は学んでそこで満足していた気がするけど、あくまで仕事でのアウトプット起点なので、インプットの時間も無駄がないんじゃないかと思う。最終的には仕事でどれだけ成果に繋がったかで評価されるが、成果に繋がるイメージがめちゃくちゃ湧くので同じ事業部の人にも激推ししておいた。自分が成果出すだけでなく、組織メンバー全員が成果を出せた方がインパクト大きいので、それに向けて動きたい。

相当有益な本。激しくおすすめ!

 

【本】アナタはなぜチェックリストを使わないのか?

タイトルが微妙すぎて、気になるけど買おうか迷った本。これで薄っぺらい本だったら、「そりゃチェックリスト使った方がいいよね」で終わってしまう。でもいざ読んでみると、有用なチェックリストに必要な要素で知らなかったこともあったので、とりあえず仕事で使ってみる。

 

 

人間の記憶力や注意力には限界があるので、見逃しやミスはどうしても起きてしまう。チェックリストはそのような失敗を防いでくれる安全網なのだ

細かいミスがある人は、ミスすることがダメなんじゃなくて、ミスする状況を改善できていないことがダメなんだろうなと。

 

誤解されがちだが、チェックリストはマニュアルではない。高層ビルの建設用であれ、飛行機のトラブル解決用であれ、全ての手順を詳細に説明するものではない。チェックリストは、熟練者を助けるためのシンプルで使いやすい道具なのだ。素早く支えて、実用的で、用途を絞ってあるという特性こそが肝要だ。

チェックリストってなんとなく網羅的に作らないといけないようなイメージがあったけど、実用的にカスタマイズしてよい(むしろそうするべき)というのは地味に気づき。

あと、巻末のチェックリスト作成のためのチェックリストが使える。もう速攻仕事で使う!